今日はガスの現地調査のあとに、保健所に営業許可申請に行って来ました。保健所は平日しか開いてないのです。。。
なんやかんやで保健所にいくのはこれで4回目なので、だいぶ勝手が分かってきました。保健所の担当者さんは優しく丁寧に教えてくださるので、分からないことは気軽になんでも聞ける雰囲気です。
飲食店の営業許可を申請する予定でしたが、工房でパンを焼いてキッチンカーでハンバーガーにして販売する場合は、飲食店の営業許可に加えて、菓子製造業(パンは菓子にカテゴリされる)が必要だそうです。今までそんなこと言われたことなかったんですケド・・・。
いろいろ聞くと、パンにも色々あって、ハンバーガーなど出来上がったパンに具材を挟むサンドウィッチなどは「調理パン」で、カレーパンなど、パンを作る工程のなかで具材を中に入れ込むものを「惣菜パン」と衛生管理上は分類するらしいです。
カレーパンを工房で作って、個包装したものをキッチンカーで売る場合は飲食店営業許可だけでいいらしいですが、ハンバーガーに使うパンの状態でキッチンカーに移動させる場合は、同じ経営者であっても「卸」と見なされるらしく、パン販売に必要な「菓子製造業」が必要になるというリクツらしいです。
ということで、菓子製造業の申請も追加しました。
これで、クッキーなどの焼き菓子も販売できます^^
申請費用+14,000円デスケド
で、ついでにキッチンカーで生野菜を出せるかどうかを聞いてきました。
原則として屋外では生野菜は販売できません。
軽微なトッピングは認めるという例外はあるのですが、それはどういうもの?と聞くと、
「たとえば、青のりとか?」
って、青のりは生野菜ちゃうやん!って思いましたが、まぁ青ネギとそういうのらしいです。
ハンバーガーのレタスはトッピング?って聞くと、挟み込んでるからダメだそうです。トッピングとして売ってもダメだそうで、イメージ的に上から少量かける程度ならOKってことのようです。
なので、青ネギもかけ過ぎたらアウト!ってことなので、お客さんがかけ過ぎたら「保健所的にNGなのでかけすぎないで!」って注意することにしましょう。
では、キッチンカーでレタスが使えないのかというと、やり方はあるようで、畑からもぎ取ってきた(スーパーで買ってきたものも)レタスをキッチンカーの中で洗って出すのはNGだけど、仕込み場で熱処理や消毒処理をしてあるものをキッチンカーに持ち込んで利用するのはOKとのことです。
熱処理や消毒処理がどういうものかというと、
(熱処理)75度で1分以上加熱
(消 毒)200ppm次亜塩素酸ナトリウムで5分間浸漬
ということです。
給食やサラダバーやスーパーのカット野菜の多くは消毒されているようです。一般的で一定の安全性が確認されているのですが、次亜塩素酸は食品添加物に相当するので、できれば使いたくないんです。
となると、熱処理ですね。
75度で1分間加熱したものを氷水で急冷したらどうなるのかちょっと研究してみようかと。
実は消毒には、オゾンや電解水を使う方法もあるのですが、ちょっと調べた限りではそれぞれの器具が高いようです。最も安全性が高そうな、微酸性電解水がいいなと思ったのですが、小さな器具で60万円ぐらいしてました(高い!)
ということで、安全なレタスをご提供できる方法を研究します。